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サクラとユキ [雑感]

桜が咲きだしたばかりなのに、

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雪がうっすらと積もっています。

なんか最近の気候は、変ですよね??
晴れているかと思えば急に突風が吹荒れ、雨。
そしてすぐに晴れてきて、そしたらまた突風・・
日中には霰が降っていましたが、夜にはとうとううっすらと積もっています・・
桜も寒いでしょうに・・・蕾が落ちてしまうんじゃ・・・

そして夜空を見上げると、雲間から、

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気温は、2℃です・・

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190 『 天国からの友だち (a friend from heaven) 』 [小説『a friend from heaven』]

  民宿のおばさんが近づいてきて、僕に声をかけた。

「あんた、なにしてるの?ずぶ濡れになって。かぜ引いてしまうわよ。さあ早く宿の中に入りなさい」

  おばさんの声で、僕は我に帰った。

「はっ、はい。すみません」

  宿にもどると、すぐに風呂に入った。完全に冷え切った僕の体には、風呂のお湯はかなり熱く感じられた。おばさんは、僕のずぶ濡れになった服を乾かしてくれている。
  だんだんと体が温まっていく。まるで死者が蘇るように。死んでなかったんだ。死ねなかったんだ。まだ、生きているんだ。まだ、涙が出てくる。僕は顔を湯船に沈めた。

「いつまで入っているの?温まった?」

  おばさんの声にハットした。眠ってしまっていたんだ。

  夕食の時、体を温めようと少し日本酒を飲んだ。疲れていたせいか、酔ってしまったようだ。ふとんの上に寝転がり、ぼーっとテレビを見ていた。天気予報をやっている。どうやら九州南部は梅雨が明けたようだ。明日の宮崎は、晴れ。そのまま眠ってしまった。その夜、夢は見なかった。

タグ:小説
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189 『 天国からの友だち (a friend from heaven) 』 [小説『a friend from heaven』]

「それじゃあ、僕はこれで失礼します。お昼までごちそうになって、ありがとうございました」
「いいえ、来て頂いて本当にありがとう。今ごろになってだけれど、かおりの気持ちを分かることができて本当によかったわ。よかったら、また来て下さいね」
「はい、ありがとうございます」

  外はまだ、どしゃぶりの雨だった。少し冷たい雨。傘をさして展望台の方へ向かった。そして、ボート乗り場に降りてみた。
  この雨ではボートは到底無理だった。また展望台へ戻った。ベンチに座ろうと思った。ベンチは雨で濡れていたが、気にせずに座った。冷たいとも感じていなかったのだろうか。

  ベンチに座ってかおりのことを思い返していた。展望台の方を見ながら。ひょっとして、かおりが現れるんじゃないかと期待して。
  お尻から足元まで雨でびしょ濡れだ。顔もびしょ濡れ。雨のせいではない、僕の涙だ。 
  体が冷えてきた。凍えるくらいに。  
  雷が鳴り出した。梅雨が明けるのだろうか。だんだん近くなってきている。突然大きな稲光が、薄暗かった周りを眩しい閃光で照らし出した。雷の音が大きく響いた。近くに落ちたように。
  このままこうしていればどうなるのだろう、いっそ死んでしまえるのかな。そうなれば、かおりのところへ行ける。かおりといっしょに暮らせる。そんなことを、考えていた。

タグ:小説
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