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小説 『メッセンジャー』 ブログトップ
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52 『 メッセンジャー 』 (あとがき) [小説 『メッセンジャー』]

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

この作品は1年以上前に作ったものです。

人と人とのつながりをテーマにしました。


次の作品を引き続き書いていきますので、

かなり長くなりますけれど、

読んで頂ければ幸いです。
タグ:小説
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51 『 メッセンジャー 』 [小説 『メッセンジャー』]

  アタシはこの仕事をはじめて、様々な人々、人間関係を見てきた。アタシはまだ考え方が幼くて、社会のことをまだまだ分かっていない。けれど、一つだけ分かったことがある。それは、人は、人との関わりをみんな求めているということ。これはもちろん当たり前のことだけれど、今の世の中すべてのことが複雑に変化していっていて、中にはそれについていけない人も増えてきているように思う。人間関係においても言えることで、うまくいかなくなって人と人との間に深い亀裂のようなものが生まれてしまうこともある。そこに橋を架けてやれば、繋がり合える。その橋渡しが、メッセンジャーの仕事なのではないかと、アタシは今、思っている。

「あー、やっと一週間が終わった」


    終わり

タグ:小説
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50 『 メッセンジャー 』  [小説 『メッセンジャー』]

  アタシは、もう何も言えなくなってしまっていた。帰りの自転車のペダルは重かった。そして、あの子供達のことを考えていた。「あの子達は、何れ自分の父親が死んでしまったことに気付くだろう。いやひょっとすると、もう気付いているのではないだろうか。その事実を受け入れたくないと拒絶し、父親の影を追い続けている。或いは、母親の気持ちを察して、話を合わせているのかもしれない。子供って、大人が考えているよりもずっと大人だと、アタシは常々感じているから」。
  
  でも、そう考えると、あの家族は幸せなのではないかと思った。親と子がお互いに相手のことを考え、そして理解しようとしているように感じられるから。相手を思いやることができるって、すごく幸せなことなんじゃないのかなと、アタシは思った。
  
  そんな風に考えていると、重たかったペダルが少し軽くなったように感じて、クリスマス・イルミネーションが賑やかな住宅街を、駆け抜けた。

タグ:小説
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